日別アーカイブ: 2019年7月26日

発表会までちょうど一ヶ月ですね。
仕上りは順調でしょうか?

子どもは「計画的に練習する」とか「自発的に練習する」ということが、なかなかできませんから、親御さんも私もやきもき

のらりくらりと呑気な子どもたち相手に、「このままで間に合うのか??」と、そろそろ胃が痛くなる時期ですよね

お家での取り組み方について、悩んでおられる親御さんが多いので、最近、やり取りしたお母さまとのLINEを2つ紹介したいと思います。何かの参考にしていただけると嬉しいです

Aちゃん(小2)のお母さまより
(発表会ではソロと連弾に出演します)
ラインやり取り1

連弾の曲を、とりあえず私と約束したよりも多く練習したのですから、そこは認めて、褒めてあげたいなと思います

本当はソロの曲の練習もするべきでしょうが、せっかく頑張った後に「ソロの曲も練習しなさい!!!」と叱られると、子どもはヤル気が失せてしまいますよね。「黙して語らず」のお母さまの対応は、きっと今後に繋がると思います。

続いてB君(小4)のケース

「難しくてカッコイイ曲が弾きたい!!」
と自分で選んだ曲の譜読みがなかなか進まず、自信がないのか、時間がないのか、気持ちがないのか???

煮え切らない状態が一ヶ月ほど続いていましたので、「来週までに何が何でも両手で最後まで弾いてきなさい!!」と喝!!

そこからのお母さまのサポートは凄いものがありました。

次のレッスンでは・・・

「今週はお母さんと練習した!」と、すごく嬉しそうに最後まで両手で弾いてくれました(^^)v

その後のお母さまとのやり取り↓
ラインやり取り2

子ども相手に、褒めたり叱ったり、言いたい事をぐっと飲みこんだり・・・

お家で練習させるって、本当にたいへんなことだなぁと。叱りたいのをこらえて、褒めるのも黙るのもストレスですよね。

「難しかったけど、弾けるようになった!!」
   ↓
「なぜ弾けるようになったのか?」
   ↓
「練習したから」

結局はこの経験の繰り返しが、「練習させる」から「自ら練習する」に変わっていくのだと思います。

私自身がそうでしたし、これまでも多くの生徒がそうでした。

発表会では、ほんの2~3分のステージです。でもその裏では、本人と親御さんの、ものすごい努力の積み重ねがあるのです。だからステージで輝けるのだと私は思います

発表会まで後一ヶ月。
頑張りましょう!!!