お勤めをされながら、月2回レッスンに通われているTさん。
いつもニコニコと笑顔が素敵な方です
昨年のクリスマス会では司会も担当してくれましたね。とても頼りになる生徒さんです。
そんなTさんもピアノ再開組です。
子ども時代のしっかりとした基礎があるので、大人になった今も、ある程度好きな曲を楽しんで弾くことができます。
今は「小犬のワルツ」を弾いておられます
先日ポツリと
「ピアノが弾けて本当によかった。習わせてくれた親に感謝してるんです」
そうおっしゃいました。
本当にその通りですね。
私も全く同じことを思っていますから。
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何事もそうだと思いますが、楽器は特に、中途半端なところで辞めてしまっては、ほとんど何も残りません。
5年、10年を経て、いざ弾いてみると・・・
辛うじて楽譜は読める、でも指は思うように動いてくれない
そうなってしまうものです。
一般的には、ソナチネ修了くらいまで行っていると、ブランクがあっても脳に定着すると言われています。
(本当はそこからがピアノの面白いところですが…。作曲家が心血注いで書いた作品が弾けるようになると、その面白さは何倍にもなります)
ドレミから始まって、ソナチネ修了まで。
長い道のりですね
今ちびっ子の皆も、いずれ社会に出て、その厳しさを知る時がきます。そんな時に、ちょっとピアノが弾けたら、どれほどの助けになるでしょう。
Tさんのように
「ピアノが弾けて本当によかった。習わせてくれた親に感謝している」
そう思う日がきっときますよ
ピアノとは”つかず離れず”でも大丈夫ですから、親御さんには長い目で応援してあげてほしいなと思います