「明日がレッスンなのに、全然弾けてない!!」
そう焦って練習させる親御さんのお気持ちよく分かります。いつもご協力をありがとうございます。
「ここはドレミドでしょ。やってごらん」
「次はレミファレだよ。はい、弾いて!」
こうやって、ついつい音を教えてしまっていませんか?
これ実はとても勿体ない練習の仕方なのです。
ドレミドと読めていないのなら、まず弾かせる前に、一緒に音を読んであげて下さい。
ドでその次の音は何?
上がってる?下がってる?
となりの音?それとも飛んでる?
こうやって考えさせてあげてほしいのです。
とても時間のかかる作業なのですが、この繰り返しで子どもは少しずつ楽譜が読めるようになっていきます。
仮にその作業にすごく時間を取られて、宿題の曲が完成しなかったなら
「音が読めていなかったので、今週は一緒に音読みだけやりました。まだ弾けていません」
そう言って下さい。それで本当にいいですよ。
お家で親御さんがさっと音を教えてしまうと、子どもは教室でも宿題の曲の音読みを嫌がります。
「お家でやってくる」
「ママに教えてもらう」
そうレッスンで言い出します。
自分で読む癖が付かないと、教本が進んで音数が増えてきた時に、お手上げ状態となって、結果ピアノを止めてしまいます。
ピアノを長く継続できる子は、結局、読譜力が高いです。
・ぐずる
・癇癪をおこす
子どもにより色々困難があると思うのですが、それならばお家での状態を、私たちにレッスンで相談して下さい。
読譜を訓練するカード、アプリ等、子どもさんに合ったものを紹介しますよ。
ということで、お家での練習で何か困られたら、いつでもどんなことでも気軽にご相談くださいね。
ではまたレッスンで(^^)/
日々のレッスンの様子は、インスタグラムで更新しています。是非のぞいてみて下さい♪