Sちゃん(小3)のお話です☆
↓旅先の金沢でストリートピアノを弾くSちゃん♡
Sちゃんは、うちに通って来られてもうすぐ3年です。
しっかり者のお兄ちゃんF君(小4)と、お喋りで可愛らしい妹のSちゃん、いつも二人仲良くレッスンに通ってきます。
↓お兄ちゃんのF君
何でも器用にこなすタイプのお兄ちゃんとは少しタイプが違って、Sちゃんは苦労しながら、でも着実にゆっくり前進するタイプでしょうか。
最近のSちゃんは、まさに一歩前進するほんのちょっと手前の「一番しんどい時」かなと私は見ています。
「コンクールで賞がほしい!」
そう目標を掲げるSちゃん。
そう言うからには、やはり楽しいだけのレッスンではなくなってきます。
この一年くらいは、壁にぶつかって、うまくいかなくて、自分に自信が持てなくて・・・
レッスンでは毎週のように涙。
「今日は泣かなかった!!」と笑顔で帰って行く日がたまにあるかな?というくらい、毎週涙。
この壁を乗り越えたら、もっと大きくなれることを、私たち大人は分かっているのですが、まだまだ幼いSちゃんには、それがなかなか分かりません。
「ピアノなんて嫌!楽しくない!!」
そう言いださないかな?と、心のどこかにそんな心配を抱きながらも、最近は厳しくレッスンをしていましたので、お母さまから「金沢へ旅行した時に、ストリートピアノを弾きました!」とSちゃんの演奏動画を送っていただいた時は、とても嬉しかったです。
お母様より
「Sは『弾きたい~』と言って、ちゃんと弾けていないながらも、何回も弾いていました。ピアノを好きな気持ちはとてもあるんだなと思いました」
中略
「Sのピアノが大好きなので、その気持ちを伝えていきたいです」
こうやってお母さんがSちゃんのピアノのファンでいて下さるので、Sちゃんもピアノが大好きでいられるのだと思います。
Sちゃん、コンクールを目指して一緒にがんばろうね☆