「家で練習をしなくて、困ってます。」と生徒さんのお父さん、お母さんから相談されることがあります。「私も子どもの頃は練習さぼってましたよ!」そう言うと、「え!?先生がですか?」と皆さんびっくりされます。
そうなんです。今偉そうにピアノを教えている私ですが、初めからピアノが大好きだったわけではありません。練習をさぼると鬼に変身する母親への恐怖心から、渋々練習をしていました。
母「今日はピアノの練習まだやろ?今すぐ練習しなさい!」
私「ママが買い物行ってる間に、やったよ。」(←これはもちろんウソです。)
母「じゃあ、今弾いてみなさい。すらすら弾けるんやろね!」
さぼったことがばれる → めちゃくちゃ怒られる → 泣きながら練習する
だいたいこのパターンだったでしょうか。
練習が面倒 → ピアノをやめたら練習しなくてよくなる → もっと遊べる!
そう短絡的に考え、小さい頃は何度か母に「ピアノをやめたい。」そう訴えた記憶があります。「今やめたらアカン!」と即却下されましたが。
こんなダメダメな私がどうやってピアノを続けて、どうしてピアノや音楽が大好きになったのか? 少しずつこのブログで紹介していきますので、皆さん、参考にしてください。