幼い頃は嫌で嫌で仕方なかった練習も、いつの間にか母に言われなくてもするようになりました。
それはいつ頃からだったでしょうか?
おそらく小学校高学年頃だったと思います。
松田聖子が好きだった私。母親が松田聖子の曲を集めた楽譜を買ってきてくれました。
これは20年、いや30年近く前の楽譜ですが、今でも大切に持っています。
最初に弾いた曲が「赤いスイートピー」。
この曲のイントロを弾いた時の感動は今でも覚えてます。そしてそれを聴いて「すごい!!もっと弾いて。」と妹が喜んだことも覚えています。
やはり自分が好きな曲が弾けるようになるというのは大きな喜びです。こうなるとピアノの練習は決して面倒なものではなくなります。好きな曲を弾くついでに、テクニック系の教材も少しは練習するようになるでしょう。私の生徒達も「アナ雪が弾きたい!」「NEWSが弾きたい!」「美女と野獣が弾きたい!」と言います。その気持ちはよーくわかります。でもそれらを楽しんで弾けるようになるには、最低でも数年は地道な練習が必要なのです。みんな気長に続けてね。
長々と綴っているこの「ピアノを続ける」シリーズも、あと2回くらいで終わる予定です。もう少しお付き合いください♪