ピアノを続ける ⑦どの辺りで目覚めたのか?

あんなに嫌で面倒だったピアノの練習。
小学高学年頃には好きな曲が弾けるようになり、随分と楽しめるようになっていました。

では私が本格的に音楽に目覚めたのは、いつ頃だったでしょう??

中学生くらいかなあと振り返ります。
ソナチネを修了した辺り。モーツアルトやベートーヴェンのソナタ、ショパンのワルツ等を弾かせてもらえるようになり、この辺りから一気に音楽の魅力に引き込まれていったように思います。発表会や演奏会で聴いて憧れた曲を、レッスンとは別に、勝手に弾いていました。

例えば・・・
ショパン作曲 練習曲op.10-12「革命」(演奏;スタニスラフ・ブーニン)

カッコいいですよね!!激しい渦にのみ込まれるような錯覚を覚えます。

ベートーヴェン作曲 ピアノソナタ第17番「テンペスト」第三楽章(演奏;ダニエル・バレンボイム)

一見、感傷的な切ない音楽から「孤独」を感じます。

ベートーヴェン作曲 ピアノソナタ第8番「悲愴」第二楽章(演奏;クリスティアン・ツィマーマン)

この曲はいつ聴いても、心の奥がジーンとしてきます。

この他にも色々勝手に弾いていました。このレベルの名曲を弾こうと思うと、指が回らないことには話になりません。必要に迫られて、あまり好きではなかったテクニック系の教材も進んで練習するようになりました。

そして昔に伝記で読んでいた作曲家の知識と、音楽が自分の中でリンクしだしたのもこの頃です。これも音楽が大好きになる大きな要因であったと思います。
例えば・・・
「ベートーヴェンは耳が聞こえなくなっても、作曲を続けた。」という伝記で読んだ知識が、頭の片隅に残っていて「かわいそうなベートーヴェン…。耳が聴こえないのに頑張ってこんなすごい曲を作って。けどそれを自分で聞くことができないって…。」なんて。歴史上の偉人を、妙に身近に感じたりして。今ではもう少し冷静に音楽と向き合えますが、中学生位の私は、音楽にこのような「ドラマ性」を求めていたのでしょうね。

長々と綴ってきましたが、私の場合はこんな感じで、ピアノの練習は「嫌なもの」ではなく「興味のあるもの」へと変わってきました。さて、この「ピアノを続ける」シリーズも次回で最終回となります。どうぞ最後までお付き合いください♪

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