新社会人のH君。
この春に高校を卒業して、今ぴっかぴかの社会人一年生です。
レッスンには月2回通ってきています。
大卒より4年早く社会に出るわけですから、「色々大丈夫かなぁ?」と心配でしたが、今のところ何とか頑張っているようです。
今日のレッスンでは
「会社に行かなくて済む方法ないかなぁ?って考えるけど、思い浮かばへんねん…」
と苦笑いしていました。
そんな彼が今日はポツリポツリと語りだしました。
H君;「なんか最近、ピアノのレッスンがめっちゃ気分転換になるねん。」
私;「それはよかった。愚痴れるからやろ?」
H君;「うーん…なんでかなぁ?って考えたら…」
私;「なんでやったん?」
H君;「社会人になったら、『先生』って呼べる人がいてないやん、普通は。」
私;「そうやなぁ。」
H君;「でも俺はピアノやってるから、『先生』って呼べる人がいるねん。これは結構有り難い。」
私;「君もまだまだお子ちゃまやな!」
↑内心はすっごく嬉しい私です(#^^#)
今日はこんな会話をしてレッスンが終わりました。
そしてレッスンが終わって、はたと気が付きました。
H君の言う
「先生と呼べる人がいるのはありがたい」
これはなかなかの名言ではないかと。
私もピアノのレッスンに通っていますが、やはり「先生」と呼んで頼れる存在、そして導いてくださる人がいるのは、私にとって何かしら心の安定につながっているように思います。
今日はH君との何気ない会話から、大切なことに気が付いた気がします!
H君、ありがとう!!
お仕事がんばってね。