レッスンでの言葉遣い②

私が子どもの頃、ピアノの先生と、どのような会話をしていたかを振り返ると…

多分、3才頃から習い始めて、先生のご都合や母親の考えで、何度か先生を変わった記憶があります。音大受験を決める前、趣味として一番長く習っていた先生と、個人的に何か話した記憶は、あまりありません。

言葉遣いも、子どもなりに丁寧語を使っていたように記憶しています。

優しい先生だったのですが、私が先生に親しみを感じていたかというと、決してそうではなかったように思います。今思えば「何でかな?」と少し不思議ですが、私が「先生」という存在に対して、あまり心を開くタイプではなかったことと、それから昭和という時代も関係しているかもしれません。「先生」という存在が、今の時代よりずっと大きいものでしたから。

なので私が子ども時代に受けていたレッスンの雰囲気と、今私の生徒たちが受けているレッスンの雰囲気は、全く違ったものがあります。

レッスン内容の話(本来はこれが最重要)は、今横に置いておくとして・・・

レッスン開始前や終了後のほんの数分ですが、みんなちょっとした話をしてくれます。

・もうすぐ誕生日やねん!
・この後、公文に行くのに、宿題やってないねん…
・今日の給食、何やったと思う?
・最近、夜寝られへん…

このように、子どもたちが日常のちょっとした喜びや、悩みを私に話してくれるのは、私にとってすごく嬉しいことです。私のことを、人として信頼してくれているなぁというのは、レッスンをしていて日々感じています。

そして、そのちょっとした会話が「今はゆったりレッスンした方がいいな」とか、「今なら、多少負荷をかけても大丈夫だな」と、指導する上での貴重な判断材料となっています。

結論として、生徒さんとの会話に、方言や丁寧語を使おうが使うまいが、信頼関係の構築に大差はないように思います。ただ私という人間が持っている本来のキャラクターは、今の言葉遣いの方が、より素の私に近いだろうと考えます。なので今後もこのような雰囲気のレッスンをしていくだろうと思います。

長くなりましたが、うちはこんな感じの教室です(^^)
今は新規募集は出来ませんが、またタイミングが合えば、是非体験レッスンにいらしてください。色んな教室、色んな先生がいて良いと思うので、自分に合った先生との出会いがあるといいですね

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