明後日はコーラスの本番です。
昨日が本番指揮者練習、今日がオケ合わせでした。
「今年も第九の季節かー、1年はやいなー」
なんて呑気な気分でいましたが、指揮者の大植先生からは、ドイツ語の発音をきちんとすること、詩を味わうこと等、初心に返ることの大切さを教わりました。
ベートーヴェンが書いた最後の交響曲第9番
耳が聴こえなくなり、愛情にも恵まれず、お金もない
決して幸福であったとは言い難いベートーヴェンの生涯。(幸せは人それぞれですので、あくまでも一般的な意味で)
絶望し、地獄を味わったことでしょう。
普通なら、人生あきらめて、腐ってしまいますよね。
でも、ベートーヴェンはその苦悩、苦しみを、作曲へのエネルギーとして、うまく昇華させたのだと思います。地獄を味わったからこそ、この名曲が生まれたのかもしれません。
ミミファソソファミレ ドドレミミーレレー ミミファソソファミレ ドドレミレードドー
誰もが知っている「よろこびの歌」のメロディーです。
第九交響曲では、このシンプルなメロディーにのせて、「全ての人は兄弟となる」と歌うのです。
「フロイデ(歓び)」
「ブリューデル(兄弟)」
こんな言葉が何度も何度も出てきます。
うーん、深い。そして大きい!
やっぱりベートーヴェンはスゴイですね
是非一度、生で「第九」を聴いてみてください。きっと感動で心が震えますよ
私はこの「第九」↓にも出演しますが、この時期は他にも沢山「第九」コンサートがあります。是非お出かけください