一昨日は、大フィルのブラームス・チクルスⅣを聴きに、シンフォニーホールへ行ってきました。
尾高先生×大阪フィルのブラームスシリーズ最終回です。
前プロは、「大学祝典序曲」と、私が所属する大フィル合唱団による「運命の女神の歌」でした。
「運命の女神の歌」は初めて聴きました。題名から勝手に優しい曲を想像していましたが、全く違う感じでした。
スケジュール調整を頑張れば、私もステージで歌えたかもしれませんが、今回は、自分が所属する合唱団の歌声を客席から聴くことで、とても良い勉強になりました。
後半はブラームスの4番。
出だしの愁いを帯びた弦の旋律に、もう涙が出そうになり、第四楽章のトロンボーンのコラールを聴くと、ああ、もうこの曲が終わってしまう…ブラームスチクルスも終わってしまう…と、またまた涙が出そうになりました。
今後も尾高先生の振る大フィルで、何かシリーズ物を企画してほしいなぁと思います。
そして今日は、兵庫県立美術館のショパン展へ行ってきました。
ショパンが故郷の友人や家族に宛てた手紙や自筆譜を見て、ショパンも現実にこの世を生きた人なのだなぁと、そんな当たり前のことに感動しながら展示を見てまわりました。
私たち音楽愛好家が一生かけても勉強しきれない程の作品を沢山残して、生涯を閉じたショパン。短いけれど、とても密度の濃い人生だったと思います。
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お土産にショパンの自筆譜がプリントされたクリアファイルを買いました。
生徒の皆さんはまたレッスンで見てくださいね♪