ピアノ×未来

「ピアノx未来」
~幼い頃からのピアノが”脳力”を鍛える~
ピアノ×未来パンフレット

昨日は母校の大阪音楽大学に講座を聴きに行ってきました。講師はあの「ホンマでっか!?TV」でおなじみの、澤口俊之先生です。テレビで観る通りの、早口で毒舌でとても面白い先生でした。

内容としては
「とにかくピアノは脳に良い!」というものでした。ピアノの練習は集中力、記憶力、持続力、忍耐力、想像力がつき、結果「人間力」が高められるとか。

ではどう脳に良いのかと言うと・・・

  • 前頭前野が鍛えられる(前頭前野は主にHQ(Humanity Quotient)の発達を司る)
  • 脳梁(のうりょう)が太くなる(脳梁は脳の左右のバランスを司る)
  • 小脳によい(小脳は運動・知能を司る)
  • 海馬が大きくなる(海馬は主に記憶力を司る。加齢により海馬が小さくなり、記憶力が悪くなるので、ボケ防止にピアノが良いと言われるのはそのせいだとか。)

東京にある名門の開成中学高校は1年半もの間、ピアノが必修科目になっている。それによって東京大学への合格者数が増えたとか。

他にも面白い話が沢山で、とても勉強になる講座でした。

ただ音楽愛好家として一つ思ったことは・・・
「頭が良くなるからピアノを習う」という理由は、ちょっと寂しいような気がして、何か違和感を覚えました。でもどんな理由であれ、ピアノを弾く人が増えるのは嬉しいことです!入り口はどうあれ、ピアノを習った方が、レッスンを受けることにより、ピアノや音楽に本来の魅力を感じられるよう誘導するのが私の仕事かなと。

さあ、今週も今日からまたレッスン頑張ります!

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