発表会までちょうど一ヶ月。
暑い中、汗をふきふき、みんな熱心に通ってきます
熱心に通ってくるのだけれど、内容に変化がなかったり、練習が不十分であったり、練習の仕方が悪かったりで、なかなか褒めてあげることができません
それでも、私の生徒たちは打たれ強いのか、私のやり方に慣れているのか、右から左へと聞き流すのがうまいのか??
私が多少強く言っても、ちょっとのことでは、へこたれません
私 「ここの弾き方、先週も言ったよね?できないの?忘れるの?」
生徒「やってるもん!」
私 「できてないよ。」
生徒「でもやってるもん!」
私 「じゃあ、こんな風にやってみれば?」
こんなやり取りが朝から延々続きます。
うまくできなくて、泣いてしまう人もいますが、それでもみんなくじけず、食らいついてきます。
「偉いなぁ!がんばれ!!」そう心の中で思いながらも、厳しくレッスンしています。
一つの奏法を伝えるにも、あの手この手、色々な角度からアプローチして、やっとできたかと思ったら、また振り出しに戻り
かと思ったら、ある日、びっくりするくらい上達していたりそうやってみんな少しずつ進歩している感じです。
今朝一番にレッスンに来たAちゃん(小5)
最近なかなか褒めてあげることができなかったのですが、今日は力の抜けたやわらかい音で弾いてくれました
「うまくなったねー!腕の使い方がよくなったから、音が格段に響くようになったよ!」と褒めると、、、
「そうかなぁ?」と照れながらも嬉しそうなAちゃん。
こんな瞬間があるから、私はがんばれます
「生徒 vs 私」
この根比べはまだまだ続きます。
話は変わって・・・
明日、明後日とコーラスの本番です。
ヴィヴァルディの「四季」、ホルストの「惑星」、どちらも全曲!盛り沢山なプログラムです。私は「惑星」の最後の方でちょこっと歌います。
お時間がある方は是非フェスティバルホールへいらして下さい