来月、所属する合唱団の、団内オーディションを受けることになりました。
オーディションに合格した人だけが、演奏会のステージに立てるというものです。
合唱ですから、普段は大勢の中の一人として歌っているので、そんなに緊張することはありません。
でも、オーディションの時は、一人で歌うのです。
これはめっちゃくちゃ緊張します!!
歌はピアノと違って、身体が楽器ですから、緊張がそのまま声に出ます。
声がふるえたり、上ずったり、息が続かなかったり
そんなこんなで、最近は歌の練習も頑張っていますよ
これまでの練習が手を抜いていたわけではありませんが、やはり目の前に大きな本番があると、毎日の練習も、日頃の何倍もエネルギーを注ぐことになります。練習時間は同じでも、集中して、目的を持って練習ができるのです。
オーディションの合否はさておき・・・
こういうプロセスに意味があるのだなと。
仮にオーディションに落ちたとしても、結果としては得をするのではないかと。こうやって必死に練習したことは、必ず技術の向上に繋がりますから
常日頃、生徒のみんなには「本番がある方が、上達するよ。」と言っていますが、やはりそれに間違いはないなぁと、最近実感しています。自分が今、本番に向かうプロセスの途上ですが、こうもモチベーションがアップするものかと、我ながら驚いています。
まあ、幼い子どもの場合は、まだそこまで欲もないですから、本番があるからと言って、急に練習に集中したりすることは難しいかもしれません。それでも数ヶ月先の発表の日までを逆算して、「読譜 ⇒ 弾きこむ ⇒ 仕上げ(暗譜) ⇒ 発表」と、ある程度計画的にすることを覚えてほしいと思います。
と言うことで、生徒のみんなとは、これからも積極的に色々な本番にチャレンジしたいと思います。それが上達の近道ですからね
まずは8月の発表会
みんな、がんばろうね