ある男子の帰り際の一言「お父さんにフェラーリを買ってあげたい」

ピアノと言えば、昔は女の子のお稽古事だったイメージがあるのですが、最近はもう男の子、女の子関係なくなってきましたね。

当教室も半分近くの生徒さんが男子(男性)です。

私のレッスンでは、火曜、水曜、木曜の夕方以降、小学高学年から中高生男子のレッスンが続きます。

みんな、学校、塾、部活、野球、サッカー等で毎日忙しい中、ピアノを続けていて、ステージにも挑戦し続けています。

彼らにとってピアノや音楽は大切なものの一つになりつつあるのだと、私はとても嬉しく思っています。

ただこの年代の子どもは難しい…

特に男子!

女子はある意味、一緒にはしゃいでいたら、まぁ何とかなるのですが、男子はそうはいかないのです。

ある日のレッスンでは、すごく機嫌もよくて饒舌。

かと思ったら、またある日のレッスンでは、無口で、ダルそう…。

この気分のムラは何なのでしょうね?

「レッスンに来たのだから、シャキッとしなさい!!」と注意することもありますし、「ああ、今日はそういう日なのね、はいはい。(心の声)」と粛々とレッスンを進めることもあります。

そして、粛々とレッスンを進めていくと、ご機嫌になって喋りだすというパターンも多いです。

これは「音楽の力」でしょうね。

ピアノを弾くことで、もやもやする感情が整えられるのかなと私は見ています。

この時期は、みんなコンクールを受けたり、クリスマス会に向けて準備をしているので、妥協することなくレッスンを進めているのですが、これがなかなか心理的なテクニックを要します。

私がちょっと高度な要求をして、それがすぐに出来ないと、彼らはムスッとしたり、「あー!もう!!」と、イライラを隠せなかったりして…

楽しんで練習した方が、上達も早いので、なるべく気分を上げるように、私は横で、大げさに褒めたりはしゃいだり拍手したり…

我ながら女優だなと心の中で苦笑しています(^^;

こんな彼らですが、進歩していないのか?と言うと、決してそんな事はなく、一年前の演奏と比べると、やっぱり格段に上手になっているのです。

なので、こういうしんどい時間もやはり大切なわけで、レッスンには、楽しい時間と厳しい時間、どちらも必要なのだと感じています。

前置きが長くなりました。

そんな難しい年ごろの子どもたちを相手に、奮闘する毎日ですが、昨日、レッスンの最後に、ある男子が放った一言に、ほっこりしました。

私「〇〇君は将来どんな仕事が向くかなぁ?」
(私は子ども達とよくこんな話をします。そして向いているなと感じた職業、職種を伝えるようにしています)

生徒「まだ特に決めてない」

私「やりたいことを応援してもらえて、恵まれたお家に生まれて、ご両親に感謝やねー」

生徒「それは分かってる。だから将来は安定していっぱい稼げる仕事して、お父さんにフェラーリを買ってあげたいと思ってる」

私「フェラーリ!?すごいね!!それは是非実現させないとね!」

可愛いなぁと思いました♡

さっきまで私に追い込まれて厳しい顔をしてピアノを弾いていた少年が、そんなことを話すのですから、クールを装っていても心根は優しいのだろうなぁと感じたわけです。

この生徒の親御さんは、「家では何を考えているのか、彼の本音が分かりません」と言われてましたので、また何かの機会に「〇〇君、こんなこと言ってましたよ!」とこっそりお伝えしようと思っています。

今、読み返すと、ちょっと愚痴っぽいブログの内容になってしまってますね。

すみません(^^;

何だかんだ言っても、私は彼らとの時間を楽しんでますし、彼らも(多分!)レッスンを楽しんでくれていると思います。

ではまたレッスンで(^^)/


日々のレッスンの様子は、インスタグラムで更新しています。是非のぞいてみて下さい♪

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