発表会までちょうど一ヶ月ですね。
仕上りは順調でしょうか?
子どもは「計画的に練習する」とか「自発的に練習する」ということが、なかなかできませんから、親御さんも私もやきもき
のらりくらりと呑気な子どもたち相手に、「このままで間に合うのか??」と、そろそろ胃が痛くなる時期ですよね
お家での取り組み方について、悩んでおられる親御さんが多いので、最近、やり取りしたお母さまとのLINEを2つ紹介したいと思います。何かの参考にしていただけると嬉しいです
Aちゃん(小2)のお母さまより
(発表会ではソロと連弾に出演します)
連弾の曲を、とりあえず私と約束したよりも多く練習したのですから、そこは認めて、褒めてあげたいなと思います
本当はソロの曲の練習もするべきでしょうが、せっかく頑張った後に「ソロの曲も練習しなさい!!!」と叱られると、子どもはヤル気が失せてしまいますよね。「黙して語らず」のお母さまの対応は、きっと今後に繋がると思います。
続いてB君(小4)のケース
「難しくてカッコイイ曲が弾きたい!!」
と自分で選んだ曲の譜読みがなかなか進まず、自信がないのか、時間がないのか、気持ちがないのか???
煮え切らない状態が一ヶ月ほど続いていましたので、「来週までに何が何でも両手で最後まで弾いてきなさい!!」と喝!!
そこからのお母さまのサポートは凄いものがありました。
次のレッスンでは・・・
「今週はお母さんと練習した!」と、すごく嬉しそうに最後まで両手で弾いてくれました(^^)v
その後のお母さまとのやり取り↓
子ども相手に、褒めたり叱ったり、言いたい事をぐっと飲みこんだり・・・
お家で練習させるって、本当にたいへんなことだなぁと。叱りたいのをこらえて、褒めるのも黙るのもストレスですよね。
「難しかったけど、弾けるようになった!!」
↓
「なぜ弾けるようになったのか?」
↓
「練習したから」
結局はこの経験の繰り返しが、「練習させる」から「自ら練習する」に変わっていくのだと思います。
私自身がそうでしたし、これまでも多くの生徒がそうでした。
発表会では、ほんの2~3分のステージです。でもその裏では、本人と親御さんの、ものすごい努力の積み重ねがあるのです。だからステージで輝けるのだと私は思います
発表会まで後一ヶ月。
頑張りましょう!!!