今週、発表会で弾く曲のある部分を、レッスンしていた時のことです。
「先生、先週と言うことが違う!」
そうキレ気味に言ってきた生徒さんがいました。
困惑しているようにも見えましたが、ちょっとキレてる感じでした
真剣であるが故になので、こういう場合のこの態度はOKです。
むしろ、よく言ってくれたなあ、他にも同じように感じる生徒さんが、実は結構いるのかも…と思いました。
「先週と注意が違う!」ということ。
これは私自身、今もレッスンを受ける身でもあるので、私も自分の先生に対してそう思うことがあります。
これはきっとピアノレッスンあるあるではないかと。
- 先週の注意ができてきたから、さらに上を要求する
- 先週の注意ができていないから、別の角度から注意してみる
- こちらの気分が変わり、違った表現を勧めてみたくなった
理由は色々あります。
先週の注意を家で一生懸命練習してきたのに、次にまた違うことを言われたら、子どもは困惑するだろうなぁと思います。
ただ、音楽には絶対的な答えはないものなので、そういう変化も柔軟に楽しんでほしいです。
そして、色んな可能性を試してみて、最終的に「自分はどう弾きたいのか」ということを見つけてほしいと思います。
それが音楽の難しくも面白いところなのです。
さあ、夏の発表会ももうすぐです
自信を持ってステージに臨めるように、一緒に頑張りましょうね。
日々のレッスンの様子は、インスタグラムで更新しています。是非のぞいてみて下さい♪