今日は盛り沢山な一日でした。
午前中は二本柳奈津子先生の指導者向けのセミナーへ。今日はバスティンの導入教材について、沢山勉強してきました。
幼い子どもにも無理なく導入できる、とても優れた教材です。私が子どもの頃はこのような教材はなかったので、今の子どもたちが少し羨ましいです。最近、当教室はちびっ子ちゃん(3歳児、4歳児)が多く通って来ています。今日教わったことを私なりに習得して、またレッスンに活かしたいと思います。
そして夜はコンサートへ。
ドイツの三大B(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)の名曲を堪能してきました。特にブラームスの交響曲第一番がよかったです。久しぶりに心が震えました。
ブラームスはこの交響曲第一番を完成させるのに、20年の歳月をかけたそうです。尊敬するベートーヴェンが交響曲を9曲作曲したので、このブラームスの1番は、ベートーヴェンの10番目の交響曲と称される程の名曲です。ブラームスと言えば、同時代に生きた作曲家シューマンの妻でピアニストの「クララ・シューマン」を敬愛していたと言われています。シューマンが早くに精神を病み、亡くなった後も、ブラームスは終生独身でクララを支えたそうです。そんなクララへの想いに溢れた旋律が、この交響曲一番の第四楽章に出てきます。ホルンで演奏されるのですが、それはそれは美しいメロディです。
今日の指揮者の角田さん、カッコよかったな。誠実でどっしりとしていて、それでいてオケをリードするエネルギーに充ちていました。来月はどのコンサートに行こうかな♪
夏にはまた子ども向けのコンサートが企画されています。詳細が決定次第、またアナウンスしますので、生徒の皆も一緒に行きましょうね!